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宅配買取の基本

その業者は本物?古物商許可を自分で確認する手順と番号の読み方

買取業者が正規に営業しているかは、古物商許可番号で確かめられます。番号がどこに書かれているか、どう読むのか、記載がない業者をどう判断すべきかを、確認の手順に沿って解説します。

宅配買取の基本の宅配買取イメージ

買取業者を検索すると、名前を聞いたことのない会社がいくつも出てきます。買取価格の高さを掲げていても、その会社が信頼できるかどうかは、広告からは判断できません。ここで役に立つのが、古物商許可という仕組みです。中古品を買い取る事業を行うには、公安委員会の許可が必要と法律で決まっています。つまり、許可を受けているかどうかを確かめれば、最低限の足場は確認できるということです。この記事では、その番号がどこにあり、どう読み、何が分かるのかを順に説明します。数分でできる確認です。

古物商許可は「営業してよい」という許可です

古物商許可は、中古品の売買を業として行うために必要な許可で、営業所の所在地を管轄する都道府県公安委員会が交付します。無許可で営業すれば罰則の対象になります。

ここで正確に理解しておきたいのは、この許可が保証しているのは「適法に営業する資格がある」ことであって、査定額の高さや対応の丁寧さではないという点です。許可があるから安心、と全面的に信じてよいわけではありません。それでも、許可の有無は最初のふるいとしては有効です。無い業者を候補から外せるだけでも意味があります。

番号はどこに書かれているか

許可を受けた業者は、番号を掲示することになっています。宅配買取のように店舗を持たない業者でも、公式サイトのどこかに必ず記載があるはずです。探す場所はおおむね決まっています。

  • ページ最下部——会社情報と並べて書かれていることが多い
  • 会社概要のページ——所在地や代表者名と一緒に記載される
  • 利用規約や特定商取引法にもとづく表記——ここに含まれる場合もある

これらを一通り見ても見つからない場合、記載がないと判断してよいでしょう。探しにくい場所に隠すような性質の情報ではないので、見当たらないこと自体が判断材料になります。個人情報を預ける前の段階で気づけるので、申し込みの前に確認する習慣をつけておくと安心です。

番号の読み方

古物商許可番号は十二桁の数字で、それぞれの部分に意味があります。構成を知っておくと、記載が本物らしいかどうかの見当がつきます。

部分意味確認できること
はじめの部分許可を出した公安委員会営業所がある都道府県
中ほどの部分許可の種別など形式が整っているか
あとの部分個別の番号業者ごとに固有

実務で使えるのは一つ目です。記載されている会社の所在地と、番号が示す都道府県が食い違っていたら、確認する価値があります。営業所が複数ある場合など、正当な理由で異なることもありますが、説明を求めてよい場面です。桁数が足りない、数字以外が混ざっているといった場合も、記載の正確さを疑う手がかりになります。

番号が本物かを確かめる方法

記載されている番号が実在するかどうかは、自分でも確認できます。もっとも確実なのは、番号を出している公安委員会、つまり都道府県警察の窓口に問い合わせる方法です。古物営業を担当する部署が案内してくれます。

手軽な方法としては、番号と会社名を組み合わせて検索してみるやり方があります。同じ番号が別の会社名で使われていたり、まったく手がかりが出てこなかったりすれば、慎重に判断する材料になります。ただし検索で出てこないことが直ちに問題を意味するわけではありません。新しく許可を受けた業者は情報が少ないためです。決めつけずに、他の要素とあわせて判断してください。

許可があっても、確認したいことは残ります

許可は入口の条件にすぎません。安心して任せられるかどうかは、次のような点をあわせて見る必要があります。とくに本人確認書類をどう扱うかは、許可の有無とは別に確認しておきたい部分です。

  • 会社の所在地と連絡先が明記されているか——番号だけあって住所が曖昧なのは不自然です
  • 個人情報の取り扱い方針が示されているか——預ける情報の扱いが書かれているか
  • 査定額に納得できない場合の扱いが書かれているか——返送の可否と送料の負担
  • 入金までの日数が示されているか——曖昧な業者は避けたほうが無難です

これらは申し込み前に読めば済む話です。面倒に感じても、送ったあとで条件を知るより、はるかに手間が少なくて済みます。返送や取り消しの条件は宅配買取で失敗しないための注意点|返送・キャンセルの確認に、個人情報の扱いは宅配買取は個人情報が心配?安全性と信頼できる業者の見分け方にまとめています。

記載がない業者にはどう向き合うか

許可番号が見当たらない業者に無理に問い合わせる必要はありません。ほかに候補はいくらでもあるので、候補から外すのがいちばん簡単な対処です。

とくに、交流サイトの投稿やメッセージだけで買取を持ちかけてくる相手には注意してください。会社としての実体が確認できない相手に、住所や身分証を渡すことになります。不審な勧誘を受けた、あるいは被害が疑われる場合は、消費者ホットライン(188)や警察相談専用電話(#9110)に相談できます。本記事は一般的な確認方法を説明したものであり、個別の業者の適否を判断するものではありません。

よくある質問

許可番号が書かれていれば、その業者は信頼できますか。
最低限の条件を満たしているという意味にとどまります。査定額や対応の質を保証するものではありません。許可の有無で候補を絞り、そのうえで条件や評判を比較するという順番で考えてください。
個人がフリマアプリで売る場合も許可が必要ですか。
自分の持ち物を売るだけであれば、通常は必要ありません。許可が要るのは、売ることを目的に仕入れて反復して商売する場合です。不用品の処分と事業としての売買は区別されています。フリマアプリと宅配買取の違いは宅配買取とメルカリ、結局どっちが得? 手間とお金で徹底比較で扱っています。
許可番号を見つけたら、控えておくべきですか。
控えておくと、後で問い合わせるときに役立ちます。取引の日付、業者名、許可番号をメモしておけば、万一のときに状況を説明しやすくなります。手間はかかりませんし、複数の業者を比較するときにも整理しやすくなります。
店舗がない宅配専門の業者でも許可は必要ですか。
必要です。店舗の有無にかかわらず、中古品を買い取る事業には許可が求められます。「宅配専門だから記載がない」という説明は成り立ちません。見当たらない場合は、その点を理由に見送ってよいと考えます。

古物営業に関する制度や手続きは、法令の改正によって変わることがあります。本記事は一般的な確認方法を整理したものです。正確な情報は、警察庁および各都道府県警察が公開している案内をご確認ください。

許可番号の確認は、申し込みボタンを押す前の数分で終わります。その数分で、候補から外すべき相手が分かります。安心して送るために、まず番号を探してください。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。買取価格・条件は時期や商品の状態により変動します。最新情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。