使わないiPad・タブレットを売る|古い世代・画面割れでも
買い替えで使わなくなったiPadやタブレット、古い世代でも売れることがあります。データ消去の手順、高く売るコツ、画面割れ・故障時の注意点を解説します。

新しいモデルに買い換えたあと、古いタブレットが引き出しに眠ったまま——そんな方は少なくないはずです。「データが入っているから」「いざというときの予備に」と考えているうちに、何年も経ってしまうのはよくある話でしょう。ですがタブレットは、スマートフォンと同じく時間が経つほど価値が下がる製品です。しかもiPadをはじめとする人気機種は、2〜3世代前でも中古需要が高く、しっかりとした金額で現金化できます。この記事では、なぜ古いタブレットに需要があるのか、世代別の相場感、データ消去の手順、そして画面割れや故障品の扱いまで解説します。
古いiPad・タブレットが売れる理由
- 学習・動画視聴需要:子どもの学習や映画・YouTube用途で中古iPadを求める需要が根強い
- 法人・業務用需要:店舗のPOS端末・サイネージ・業務ツールとして古いiPadを使う企業が多い
- 格安タブレットとしての需要:新品より安く性能の良いタブレットを求める個人ユーザー
特に大きいのが、動画視聴や電子書籍の閲覧といった用途であれば、最新モデルでなくても十分に実用的だという点です。この「型落ちでも困らない」という性質こそが、タブレットの中古市場を長きにわたって支え続けている要因だと言えるでしょう。
世代別のiPadの買取相場感
| 機種・世代の目安 | 状態良好時の相場感 |
|---|---|
| iPad Pro(直近2世代) | 30,000〜100,000円以上 |
| iPad Air(直近2世代) | 20,000〜60,000円 |
| iPad mini(直近2世代) | 15,000〜50,000円 |
| 標準iPad(直近2〜3世代) | 10,000〜40,000円 |
| 3〜5年前の各モデル | 3,000〜20,000円 |
| 5年以上前の旧世代 | 1,000〜5,000円程度 |
※相場は容量・状態・市場動向により変動します。目安としてご覧ください。
この表からわかるのは、世代が古くなるほど下落幅が大きくなるという点です。直近モデルなら数万円で売れるものが、3〜5年経つと1万円を切り、さらに時間が経てば数千円台まで落ち込みます。
「予備に取っておく」の落とし穴
タブレットを手放せない理由として多いのが「予備として持っておきたい」という気持ちです。ですが実際に予備機の出番が来ることは、思っているほど多くありません。
その間にも価値は下がり続けます。さらに、使わずに置いておくだけでもバッテリーは自然に劣化していきます。リチウムイオン電池は化学的に少しずつ性能が落ちるため、放置期間が長いほど「バッテリー容量の低い端末」として査定額が下がってしまうのです。
もし本当に予備が必要なら、必要になった時点で中古品を買い直すほうが安上がりなケースも少なくありません。使わないと判断した時点が、その端末にとって最も価値の高いタイミングだと考えてよいでしょう。
売る前に必ずやること:データ消去
- iCloudにバックアップを取る(設定 → Apple ID → iCloud → バックアップ)
- Apple IDからサインアウト(設定 → Apple ID → サインアウト)
- 「iPadを探す」をオフにする(サインアウト時に自動でオフになることが多い)
- 初期化:設定 → 一般 → 転送またはiPadをリセット → すべてのコンテンツと設定を消去
作業に入る前に、残しておきたいデータが確実に移されているかを必ず確認してください。一度初期化すると元には戻せません。特にクラウドに自動同期していない写真や書類は、端末内にしか存在しない可能性があります。
初期化のあとに電源を入れて、初期設定画面が表示されれば作業は完了です。念のため確認してから発送しましょう。
Apple IDのアクティベーションロックが残っていると買取不可になります。必ずサインアウトしてから送ってください。データ消去の詳細はスマホ・タブレットのデータ消去ガイドもご覧ください。
画面割れ・故障品はどうなる?
- 画面割れ:査定額は大幅に下がりますが、買取対象外にはならないことが多い。割れがない場合との差は数千〜数万円
- バッテリー劣化:バッテリー容量が低いと査定額が下がる。容量が50%以下になると大幅減額のことも
- 電源が入らない故障品:部品取り・修理目的で買取される業者もある
ここで大切なのは、状態を隠さず正直に伝えることです。画面割れやバッテリーの劣化を申告せずに送ると、査定時に発覚して再査定となり、手続きが長引きます。最初から伝えておけば話は早く、業者側も適切な金額を提示してくれます。
また、自分で修理してから売ろうとするのは慎重に考えたほうがよいでしょう。修理費用が査定額の上昇分を上回ることも多く、非正規の修理歴があるとかえって評価が下がる場合もあります。そのままの状態で査定に出し、金額を見てから判断するのが安全です。
iPhoneの売り方は古いiPhone買取ガイド、スマホ全般はスマホ宅配買取ガイドもご覧ください。
よくある質問
- Q. セルラーモデルのほうが高く売れますか?
- A. 一般的に、通信機能つきのモデルのほうが高値になります。カード自体は必ず取り出してから送ってください。契約者情報が記録されているためです。
- Q. 専用ペンや周辺機器も一緒に売れますか?
- A. 多くの業者で別途査定してもらえます。本体と一緒に申し込めば一括で対応してくれることもあるため、まとめて送るのが効率的です。
- Q. 他社製のタブレットも売れますか?
- A. メーカーによっては同様に買取対象になります。ただし需要の差から査定額は低めになる傾向です。まとめて送って判断してもらいましょう。
- Q. 付属品がなくても売れますか?
- A. 本体だけでも売れます。ただし純正の充電器やケーブル、元箱が揃っていれば加点されるため、探して一緒に送るのがおすすめです。
Q. 子どもが使って傷だらけになったiPadでも売れますか?
傷の程度によりますが、動作品であれば買取対象になります。傷ありとして申告して査定に出しましょう。
使わなくなったiPad・タブレットはデータを消去してApple IDをサインアウトするだけで売れます。古い世代でも需要があります。引き出しに眠らせる前に、今すぐ査定に出しましょう。
RELATED
あわせて読みたい

Androidスマホの買取|iPhoneとの違いと高く売るための準備
機種変更後に残ったAndroidスマホ。iPhoneに比べて売りにくいと思われがちですが、メーカー・モデルによっては十分な値がつきます。査定のポイントを解説します。

古いiPhoneは下取りより買取が得?高く売るための準備
機種変で古いiPhoneを下取りに出す前に。実は買取の方が高くなることも。下取りと買取の違い、データ消去や高く売る準備、送るだけで売る方法を解説します。

スマホを高価買取に出す前のデータ消去|iPhone・Androidの安全な手順
スマホを売りたいけど「データが心配」で踏み出せない人へ。iPhone・Androidそれぞれの安全なデータ消去手順を解説。正しく初期化すれば、安心して高価買取に出せます。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。買取価格・条件は時期や商品の状態により変動します。最新情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。